活気的なコロナ禍対応!リアル×リモートの融合セミナー
この度、コロナ禍でも可能な限り販路開拓を推進するため、リアル(サンプル)とリモート(web)を組み合わせた、新しい形での「新潟県産品セミナー」を実施いたしました。このウェビナー動画2本を一般公開いたしました。花角英世・新潟県知事からも特別に、心温まるビデオメッセージをいただきました。
第一部: 食品編
東京六本木にある高級フレンチ「Ryuzu」のオーナーシェフ、飯塚隆太氏にご登場いただきました。
同店は「ミシュランガイド 東京 2020」にて8年連続 2つ星獲得している店です。
飯塚シェフは、新潟県十日町出身で、新潟食材を熟知していらっしゃいます。新潟独自の食材を取り入れ、フレンチの調理法を駆使し、創意工夫に富んだお料理を披露してくださいました。
(日本語/英語字幕、約50分 ※時差の関係で事前録画しました)
酒サムライで、日本酒エデュケーターのティモシー・サリバン氏にご登場いただきました。
サリバン氏はAmerican Sake Associationの創設者でもあり、日本酒に関する教育啓蒙を熱心に行っています。新潟の酒蔵に1年勤務し、酒造りをした経験があり、新潟酒の特徴や魅力をふんだんに語ってくれました。
新潟は金属産業もさかんな地域なのですが、新潟酒をより楽しんでいただくための酒器や徳利なども紹介していただいています。
(英語、約60分※12月14日(月)にリアルタイムでウェビナーを実施し、その様子を録画したものです)
新潟独自の食文化が詰め込まれた県産品セットをシェフら50人にお届け
ウェビナー参加者は、ニューヨークの約50人のシェフたち。事前に、新潟県産品セットを個々にお送りし、実際に食べたり飲んだりしていただきながらウェビナーを楽しんでいただけるように工夫しました。
新潟は日本一のコメ生産地、酒生産地としても知られていますが、金属産業も盛んです。また、雪が多いという独特の風土を活かした調味料や食品も数多く存在します。
新潟県企業から弊社あてにサンプルを送っていただき、それを一つ一つ丁寧に梱包し、50個のサンプルセットを作りました。コメ3種類、日本酒4種類、調味料3種類、酒器(チタン製酒カップ)が入っており、とても充実した内容で、シェフたちに喜んでいただけました。
しかし、50人のシェフに連絡してサンプルセットを送付する…という作業が、かなり大変でした。
コロナ禍で、レストランの営業状況は各店舗で異なるので、1軒1軒、ウェブサイトやインスタグラムを見て状況を確認し、お一人お一人、丁寧に連絡しました。
荷物は、可能な限り手渡しでお持ちするようにして(酒瓶の破損を避ける目的もあり)、シェフや関係者にご挨拶し、レストランの状況をヒアリングするように努めました。
コロナ禍での食品・酒マーケティングの難しさを実感
コロナ禍で、「集客できない」「マスクを外して飲食してもらえない」という制限がある中で、食品やお酒のマーケティングは本当に難しく、試行錯誤の日々です。しかし、この「リアル(新潟県産品セット)」と「リモート(ウェビナー)の組み合わせにより、新潟の食文化をしっかりお伝えすることができたのではないかと思います。 新潟のみなさんから「一緒にがんばろう」という気持ちも伝わったことと思います。
コロナ禍で飲食業界は厳しい状況にありますが、きっと今後の成果につながっていくと確信しています。