新潟県とは、2017年から、新潟県産食品や酒の輸出拡大・販路開拓事業を支援させていただいております。
新潟県酒セミナー&フード・ペアリング・レセプションを開催
新潟清酒の販路開拓・拡大を目的として、ビジネス向けイベントの企画・運営を行いました。日時
2020年2月10日(月)10時~14時半 (イベント自体は11時~14時)
会場
ニューヨークを代表するフレンチ巨匠が経営する有名店「Bouley Test Kitchen」
招待対象者
ニューヨークのレストランやバーのバイヤー、日米メディア・インフルエンサー、新潟県関係者を合わせて80名。
イベント概要
第一部:新潟清酒セミナー(着席)
第二部:新潟清酒と西洋料理のペアリング・レセプション(着席)
全体のコンセプトは「新潟酒蔵バーチャルツアー」。第一部のセミナーで、北から順に、地域性や観光情報、酒蔵を組み合わせて紹介したほか、第二部のレセプションでも、地図と連動するように酒蔵ブースを配置。レセプション中は観光動画を流し、新潟の地域性や酒蔵、酒の特徴を深く理解してもらうように務めました。
非日系市場の開拓を目的に、業界プロ向けの企画立案
今回のイベントは「非日系市場への販路拡大」が目的で、業界プロフェッショナル向けの内容でした。第一部のセミナーでは、酒サムライのティモシー・サリバン氏に講師をお願いしました。
単純に日本酒を教育啓蒙するだけでなく、「新潟清酒と地域特性のつながり〜日本酒のナパバレーと呼ばれる新潟清酒をどのようにレストランメニューに組み込むか」というテーマを設定しました。
第二部のレセプションでは、「和食だけではなくて、フランス料理やイタリア料理など西洋料理にも日本酒が合う」「現在レストランやバーで提供している食事メニューを変更することなく、日本酒を導入できる」という可能性を紹介するために、あえて日本酒に合わせた料理を作ることはせず、日本酒を料理に合わせていくことにしました。
集客力が成功の鍵
イベントはいつもそうですが、集客は本当に大変でした。日本人を集めるのは簡単ですが、非日系のバイヤーとなるとそう簡単ではありません。途中、「米国人にはこんなに日本酒に関心がないのだろうか?」と落ち込むこともありましたが、最終的には、目標人数を大きく上回る参加者が集まりました。日本酒に関心の高い業界プロフェッショナルが熱心に参加し、セミナーでは用意した椅子が足りなくなり焦るほどの盛況ぶりでした。
企画からフォローアップまで、知識や経験をフル活用
企画立案からイベント実施まで実に4カ月にもわたるプロジェクトでした。これまで培った知識や経験をフル活用し、成功に導きました。準備段階
イベント当日の運営
出展企業、バイヤーへのフォローアップ
報告書作成
早くも成果を実感
来場したバイヤーからは数々の好意的な反応がありました。「とてもいいイベントで、満足した」
「お酒のことよく知らなかったけど、今回来てとても勉強になった」
「セミナーがとても分かりやすくて情報満載だった」
「セミナーから頭で学んだ後に、実際にペアリングを体験して、よい学びの機会となった」
具体的に「新潟酒の採用に向けて動いている」といった声も複数あり、早くも成果を実感しています。
メディア掲載
今回のイベントの成功を受け、各種メディアでもご紹介いただいております。(2月12日アップデート) 共同通信配信記事が各種メディアに掲載
(2月13日アップデート) 『週刊NY生活』2月15日号に掲載
(3月1日アップデート) 『企業概況ニュース』3月号に掲載
(3月19日アップデート) 『日本経済新聞(夕刊)』3月18日に掲載