日本企業の販路開拓や拡大を支援させていただくときに「同行営業」をさせていただくことがあります。
確実な販路開拓につながる同行営業
同行営業とは、文字通り弊社が企業に同行して、営業回りをすることです。商品内容やターゲットに合わせて訪問先のレストランや小売店を選び、限られた時間で効率よく回れるように、ルートを組みます。
レストラン訪問の場合は、ランチ営業とディナー営業時間の兼ね合いで、訪問できる時間も限られるので、コツが要ります。
また、「ターゲットとなるレストランで食事する」というのも営業の一環ですので、ランチやディナーも重要な営業機会となります。やはり、シェフたちの中には「商品提案する前に、自分の店に来て料理を食べてほしい」と思う人も多いですし、わざわざ日本から企業が来てくれると、企業の意欲も伝わりますし、バイヤーからはとても喜んでいただけます。
レストランも小売店も「生産者の顔が見える企業」から買いたいという気持ちを持っているところが多いのです。
弊社が行う同行営業は、クライアントから「市中引き回しの刑」と冗談で言われるほど(苦笑)、凝縮した内容です。「確実な成果につながる」とクライアントからも好評をいただいております。
有力バイヤーとのビジネスマッチングと商談
今回、コメ&米麺メーカーに向けて、ビジネスマッチングと商談のセッティングをサポートしました。 新潟県開催の「食と技の商談会」に出展されるためにニューヨークにいらっしゃったのですが、滞在を延長して、マーケティング活動を実施されました。米国ではカリフォルニア産コシヒカリが比較的安価で生産・流通しており、日本産コメはどうしても価格競争力で劣ってしまうので、海外展開が難しい商品です。
「値段が高くてもいいものを使いたい」「グルテンフリーの高品質の麺がほしい」という、レストラン、小売店、製麺メーカーらを有力バイヤーとマッチングして商談をしました。
新潟県主催の商談会、そして今回ご紹介・商談をしたバイヤーへ、丁寧にフォローアップしていくことで、ぜひ大きなビジネスに育てていただきたいと思います。