サンフランシスコ自然派食料品店『Berkeley Bowl West』で福島酒プロモーション開始

弊社では政府・地方公共団体、企業のニーズにお応えして、さまざまなコンサルティング事業を展開しております。福島県へは2016年から、日本酒の新規参入や販路拡大を目的とした事業を中心に、支援させていただいております。

これまでニューヨークで展開してきた福島酒プロモーションですが、今年度からサンフランシスコにも同様のプロモーションを拡大しています。

サンフランシスコ自然派食料品店『Berkeley Bowl West』で開始

11月6日からサンフランシスコ自然派食料品店『Berkeley Bowl West』でも、開始しました。
ホールフーズマーケットの3軒分の売り上げを同店舗1軒でカバーするほど売り上げを上げていると言われる、全米でもトップクラスのスーパーマーケットです。

同店担当者からも「これまでプレミアム酒をあまり扱ってこなかったので、これを機に広めたい」と、喜びの声がありました。

【期間】2020年11月〜12月
【内容】福島酒(四合瓶720ml)を特別価格で販売。また、Fukushima Sakeというロゴが入ったトートバッグもプレゼントしています。

大規模店なので仕組み作りが課題

同店は規模の大きいスーパーマーケットなので、「Buy1 Get1(福島酒四合瓶1本購入した場合に、小瓶1本を無料)」という仕組みを導入することがシステム的に困難で、従業員へのトレーニングや周知徹底もハードルが高いことから断念しました。

またトートバックのプレゼントも、「客が、商品購入後にカスタマーサービスで、領収書を見せて福島酒を購入したことを伝えると、酒バッグがもらえる」という流れを作りました。

大規模スーパーマーケットならではの売り場の工夫

日本酒専門店やワインショップとは違い、広い売り場にさまざまな商品を売っているため、まず、日本酒がどこにあるのか、そして福島酒がどこにあるのか…を分かってもらう必要があります。従業員から丁寧に説明するのも難しい状況ですので、売り場に設置した販促物だけで、この福島酒プロモーションを説明せねばならいことで、だいぶ創意工夫をしました。

首かけタイプの銘柄説明カードを用意して、福島酒ボトル1本1本につけるようにしました。これにより、顧客にも、福島酒の特長や飲み方などが詳しく分かるだけでなく、プロモーション対象商品が分かりやすくなるので、好評でした。

今後に向けて、改善点や課題はたくさんありますが、このプロモーションをきっかけに働きかけたことで、『Berkeley Bowl West』に福島県産酒導入できただけでも、大きな第一歩と言えると思います。



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