弊社では政府・地方公共団体、企業のニーズにお応えして、さまざまなコンサルティング事業を展開しております。福島県へは2016年から、日本酒の新規参入や販路拡大を目的とした事業を中心に、支援させていただいております。
これまでニューヨーク中心に、さまざまな福島酒関連プロジェクトを展開してきましたが、今年度は「サンフランシスコへの事業拡大」が最大の目標に掲げられていました。
ニューヨークでは3月後半から4月頃は悲惨な状況でしたが、徐々に持ち直していきました。
一方で、カリフォルニア州では、経済再開が早すぎたため、アメリカ最悪の感染者数となり、6月末〜7月頭にかけてレストランやバーに対して屋外飲食の停止命令が出ていました。
幸い、サンフランシスコのレストランでは、テイクアウト&デリバリーに加え屋外飲食も継続できていましたが、8月に起きた過去最悪規模の山火事により空気汚染が進み、レストラン営業も大きな影響を受けている…という状況でした。
この状況下で、協力店候補を選び交渉をしていくのは、決して簡単なことではありませんでしたが、ようやく形になりました。
サンフランシスコ実施店を一覧にしてご紹介いたします。
◎レストラン
夏頃に準備を始めたときには、福島酒を採用している店が少ない状況でしたが、提携を呼びかけることで、福島酒を初採用してくれるところも出てきました。
それぞれのお店で厳選した福島酒を特別価格で提供しています。
◎小売店
酒販店は「必要不可欠なビジネス(Essential Business)」という位置づけで、パンデミック下でも営業を継続することができました。ただ、店舗によって営業状況は異なり、一時閉鎖した店もあり、長期的に客の入店を制限している店もありました。
最終的には、日本酒専門店、日本食グローサリーストア、スーパーマーケット…と、それぞれ異なる業態の店舗と提携することができました。
『True Sake』『Mira』ではBuy1 Get1(福島酒四合瓶を購入したら福島酒小瓶をプレゼント)を実施、『Berkeley Bowl』では特別価格で提供しています。
また感染再拡大が懸念されていますが、日本酒を選ぶ機会があるときには、ぜひ活用していただければと思います。