この度、信金中央金庫ニューヨーク事務所様からのご依頼で、北海道の水産関係企業らの視察団向けに「米国における日本食市場の最新動向と米国進出成功のためのヒント」と題して、講演させていただきました。
海外進出や輸出を狙う北海道企業による視察プログラムの一貫として開催
参加者は将来ニューヨークへ進出を考えている寿司店や、魚介加工品を生産する企業など。地元の信用金庫がとりまとめて総勢12名でいらっしゃいました。視察団は、ボストンで開催されるシーフード・エキスポを視察後、ニューヨークでは魚市場やスーパーマーケット、魚介を強みにしたレストランなどを視察。ジェトロや物流会社、日系食品商社なども訪問し、現地の専門家から様々な視点でヒアリングする…という盛りだくさんなプログラム。
弊社担当のセミナーは、そのプログラムの一貫として開催されました。
水産周辺の最新事情や成功事例をふんだんに盛り込んだ内容に
開催日時2018年3月15日 午前9時〜11時半
テーマ&内容
「米国における日本食市場の最新動向と米国進出成功のためのヒント 」
今回の視察団は寿司店や魚介加工品企業の方々なので、魚介周辺の動向をふんだんに盛り込んだ内容にさせていただきました。
近年、アメリカ国内でも海藻や魚介を使ったスナックも続々登場しています。そのような最新事例や、日本からの進出成功事例をご紹介させていただきました。
輸出候補商品へのアドバイスも
またセミナー終了後は、参加企業が輸出を検討している商品についてディスカッションをし、アドバイスさせていただく時間も設けました。北海道では水産加工業に依存する町が多いなか、需要者と漁獲量がともに減少するなど厳しい環境にあるようで、米国進出や輸出による販路開拓・拡大も真剣に取り組みたいと考えているそうです。
弊社のセミナーを含め、今回のプログラムが将来の海外展開に向けて、よい検討材料になれば幸いです。