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昨年成功を受け、2018年度も新潟県による米国バイヤー招聘事業を実施

弊社では、企業や政府・自治体のニーズにお応えして、さまざまなコンサルティング事業を展開しております。

昨年成功を受け、今年も「米国バイヤー招聘事業」を実施

新潟県では、2017年に初となる「米国バイヤー招聘事業」を実施しました。
招聘したバイヤーから引き合いを受けたコメや調味料、酒などの商品が採用につながったり、まだ未進出の企業が輸出開始に向けて準備を勧めたりなど、着実な成果に結びついたことを受け、今年度も実施することになりました。

「バイヤー招聘事業」とは、レストラン関係者や流通業者など、有力な仕入れ担当者を、直接、日本へ招待し、メーカーや生産者らとマッチングするプロジェクトです。

多くの業者が揃って米国に赴くのが困難な場合など、バイヤーを招待することで、効率よくメーカーや生産者を訪問してもらうことができます。そして、生産者のこだわりや製造過程をよく知ってもらえるという、大きな利点があります。

有力バイヤー4名が参加、約20社を訪問・面談

2018年7月22日(日)〜7月28日(土)、ニューヨークの著名レストラン3社のシェフや、全米に数百店舗展開する寿司チェーンの原料調達担当者ら、総勢4名をお連れしました。

昨年の成功を受け、バイヤーに訪問してほしいという企業数も増え、新潟県内の農産物生産者や食品メーカー、蔵元を約20社訪問したほか、メーカー担当者が食事に合流してプレゼンテーションするなど、積極的な取り組みが見られました。

コメ農家、コメ精米所、酒蔵、和牛飼育場、魚市場など、さまざまな新潟産品の生産者に会っていただき、実際に生産現場を目にしていただくことで、新潟の食文化をしっかり理解していただくことができました。

※新潟県庁が公表している案内はこちらです

バイヤーの発掘からフォローアップまで

弊社では、以下のような業務を一環してサポートしております。
ー バイヤーの発掘、参加交渉
ー ツアー自体の企画や訪問企業選定に対するアドバイス
ー バイヤーとの旅程などについてきめ細やかな調整
ー ツアーへの同行
ー ツアー実施後のフォローアップ

すべてのプロセスが重要ですが、特にバイヤーの発掘には時間と労力がかかります。
自治体の目標やニーズに合わせ、高品質で高価格の日本産食品・酒を購入できるようなバイヤーを選定し、参加交渉していく過程は何カ月もかかります。

また、フォローアップが成功の鍵です。
未進出の企業にとって商流構築には数年かかることもありますし、輸出が始まった後も安定的に受注していくためにも継続的なマーケティング活動が必要です。

今回参加したバイヤーからも、多くの商材に対して引き合いがありました。丁寧にフォローアップすることで、成果に結び付けていきたいと思います。

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