2020年度福島県産酒関連事業、限定的に開始

新型コロナウィルス感染拡大により、世界は私たちがこれまで想像したこともないような状況になっています。

亡くなられた方、闘病している方も大勢いて、心が痛みます。私たち一人一人が、さまざまな影響を受け、先行き不透明な状況、不安で苦しい状況にいます。

そんな中、医療関係者、ファースト・レスポンダー(救急隊・消防隊・警察など)、食料品店や薬局、公共交通機関、流通や郵便・配達関係の方々、生活必需品の生産に関わっていらっしゃる方々……感染の不安を抱えながら、前線でお仕事されている方々には感謝しかありません。本当にありがとうございます。

さて、弊社では政府・地方公共団体、企業のニーズにお応えして、さまざまなコンサルティング事業を展開しており、福島県へは、2016年から日本酒の新規参入や販路拡大を目的とした事業を中心に、支援させていただいております。

2020年度(令和2年度)も始まりまして、福島県産酒関連事業もスタートしました。
当面は限定的な活動となりますが、ご紹介させていただきます。

マンハッタン内2軒のワインショップに福島県産酒常設コーナー

2018年夏から、2軒のワインショップとパートナーシップ提携し、福島県産酒常設コーナーを設けて、毎月無料試飲会を開催してきました。

  • Union Square Wine & Spirits
  • Landmark Wine & Spirits + Minoru’s Sake Shop

    ニューヨーク州では「必要不可欠なビジネス以外、原則出勤停止で在宅勤務」という外出制限措置が執られていまして、レストランは閉鎖し持ち帰りと宅配のみで対応していますが、酒販店は「必要不可欠なビジネス(Essential Business)」として営業を続けているところが多いです。

    福島のパートナー「Union Square Wine & Spirits」では、従業員と顧客の安全確保を考慮して「注文は電話とオンラインのみで、顧客によるピックアップと、お店によるデリバリーを継続」という形をとっていまして、福島の酒も引き続きがんばって売ってくれています。

    ニューヨークにお住まいの方で、家でお酒を飲んでリラックスしたい…という方がいらっしゃったら、ぜひご活用ください。
    http://fukushimasake.com/

    無料試飲会の年間スケジュールも決めてありますが、再開できることになりましたら、またご案内させていただきます。

    複数レストランでのPR事業や、西海岸への展開も

    2020年度は、複数のレストランで福島県産酒を楽しめるプロジェクトや、西海岸への展開も予定しています。

    コロナ逆境下でも、新しく生まれたり発展したりするビジネスもありますし、いろいろと進められることはあるものです。
    一日も早い収束のためにできることをやりつつ、いざ動けるタイミングになるまで、しっかり準備を進めておきたいと思います。



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