
“日本のソウルフード”とも言える鍋料理は、意外にも専門店は存在しなかったのですが、そんな中、博多スタイルの鍋料理専門店『Hakata Hot Pot』が昨年秋に登場、話題になっています。
同店の看板メニューは「博多もつ鍋(Hakata Motsu Nabe Hot Pot)」。豚骨と鶏ガラを15時間かけて煮込んで作る特製スープに、モツや香味野菜がふんだんに入っている。「食べてきれいに健康になる」というコンセプトを打ち出し、女性客の集客にも成功しています。
寿司店を経営しているという強みも最大限に生かし、鍋料理の売上が落ち込む夏期は寿司でカバー、寿司の売上が落ち込む冬季には鍋料理でカバーし、四季を通して安定した集客をもたらす戦略を取っているのも、とても興味深い展開です。
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