日英バイリンガル・日本食業界専門誌『Japanese Restaurant News』に、ニューヨークで話題の店、シェフや経営者のインタビューなどを毎月連載しています。
“日本のソウルフード”とも言える鍋料理は、意外にも専門店は存在しなかったのですが、そんな中、博多スタイルの鍋料理専門店『Hakata Hot Pot』が昨年秋に登場、話題になっています。
同店の看板メニューは「博多もつ鍋(Hakata Motsu Nabe Hot Pot)」。豚骨と鶏ガラを15時間かけて煮込んで作る特製スープに、モツや香味野菜がふんだんに入っている。「食べてきれいに健康になる」というコンセプトを打ち出し、女性客の集客にも成功しています。
寿司店を経営しているという強みも最大限に生かし、鍋料理の売上が落ち込む夏期は寿司でカバー、寿司の売上が落ち込む冬季には鍋料理でカバーし、四季を通して安定した集客をもたらす戦略を取っているのも、とても興味深い展開です。
★購入をご希望の方はinfo@bioartsnyc.comまで、Eメールにてご連絡ください。
12カ月・24カ月の定期購読、または1部ずつ購入していただくこともできます。
★その他の執筆実績はこちら。
食、健康、環境問題などを中心に執筆しています。