日英バイリンガル・日本食業界専門誌『Japanese Restaurant News』に、ニューヨークで話題の店、シェフや経営者のインタビューなどを毎月連載しています。
今回取材したのは、居酒屋という名の居酒屋。
Izakayaという言葉自体はよく聞くようになったものの、居酒屋そのものはまだ根付いていないと感じ、「日本食文化である居酒屋を新分野として確立させたい」という思いでつけた店名だそうです。
アメリカ人の多くは、居酒屋独特のスタイルに慣れていないことが多いのですが、同店では、「居酒屋とは何か、何をどう食べるのか」から始まり、食事や酒類ひとつひとつのこだわりや背景、ストーリーを丁寧に説明しています。
「他店で食べられるものは出さない」というこだわりのメニューは、創意工夫が凝らされていいます。「自分の目で見て買った食材で作る」という信念で、野菜や肉類などの食材は自ら買い出しに行き、すべて手作りしています。
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