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今年で3年度目となる石川県バイヤー招聘事業実施

弊社では、企業や地方公共団体のニーズにお応えして、さまざまなコンサルティング事業を展開しております。

2014年2015年に引き続き、石川県の輸出促進事業プロジェクトである、バイヤー招聘事業の支援をさせていただきました。

「バイヤー招聘事業」とは

米国小売店や流通業者など、有力な仕入れ担当者を、直接、日本へ招待し、メーカーや生産者らとマッチングするプロジェクトです。

多くの業者が揃って米国に赴くのが困難な場合など、バイヤーを招待することで、効率よくメーカーや生産者を訪問してもらうことができます。そして、業者のこだわりや製造過程をよく知ってもらえるという、大きな利点があります。

4日で10社訪問、展示会視察も

今回は、小売店1社、酒販店1社、ディストリビューター1社で合計3社をお連れしました。

石川県内には、8月22日(月)から8月25日(木)の3泊4日滞在。合計10社を訪問し、商談のサポートをいたしました。
(当初は12社訪問予定でしたが、台風の影響で国内便フライトがキャンセルとなり、2社とは商談できず残念でした)。

また、「食品王国いしかわ」という商談会にも参加し、数多くの輸出有望企業と面談することができました。

今後に向けて多くの課題

これから輸出に向けて準備する企業も数多くいましたので、十分なフォローアップが必要です。小売店を狙うのか、レストランなど業務用を狙うのか、ターゲットによって準備も大きく異なります。

現在商流がない企業は、商流構築や食品安全強化法への対応など、輸出開始までに1-2年はかかることが多いです。輸出開始すれば安心という訳ではなく、安定した受注を取り付け在庫してもらうようになるまで、継続的なマーケティング活動が必要です。

中長期計画をもとに、粘り強く取り組むことが重要です。

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