日英バイリンガル・日本食業界専門誌『Japanese Restaurant News』に、ニューヨークで話題の店、シェフや経営者のインタビューなどを毎月連載しています。
ニューヨークで話題の繁盛店をレポート
「自分で釣った魚をその場で調理してもらう」…これまでニューヨークには存在しなかった斬新なコンセプトの店、『ざうお(Zauo)』が日本から進出し話題になっています。単に「美味しい」だけでなく、ビジネスの秘訣を深掘り
他店とは全く違う、強烈な差別化ポイントを打ち出した店ですが、これまでに例のない概念を実現するには、関係者の理解や協力を得ることはもちろん、建設工事や許認可申請など多くの障害があったことと思います。しかし、「あまり苦労していると感じたことはない」と、『ZAUO INC.』社長の高橋拓也氏は明るい笑顔。「お客様やスタッフとの一体感を大事に、楽しさを演出したい」と話してくれました。
家族連れやグループ、カップルで訪れる客も多いそうです。自分で釣った魚を食べられる楽しみを伝えるだけでなく、感謝して命をいただくという食育の願いも込めているそうです。
煮付けや天ぷら、焼き魚、しゃぶしゃぶなど、さまざまな食べ方で楽しませてくれます。寿司や刺身以外のお魚の美味しさも広まっていきそうな予感です。
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