新商品のマーケティングやブランディングへ活用するためのトレンド調査
今回は日本のマーケティング専門会社からのご依頼で、「アメリカでの植物性・動物性タンパク質の最新動向」を調査いたしました。食品メーカーが発売開始した新商品について、今後のマーケティングやブランディングに有効活用できるデータや事例を見いだすための調査です。
空前のプラント・ベース・ブームとその背景
ここ最近アメリカでは、大手食肉メーカーや大手ファストフードチェーンも、こぞって植物性タンパク質由来の商品取扱を開始しています。見た目や味、食感なども、まるで本当の肉のようで、そのレベルの高さには目を見張るものがあります。動物性肉に豆やナッツ由来の植物性タンパク質を混合する商品も登場しています。
植物性（プラント・ベース）が注目される理由としては、健康意識が高まっていることもありますが、世界的な環境問題・飢餓問題など、さまざまな背景があります。
世界最大規模のオーガニック・ナチュラル・エコなどをテーマにした展示会「Natural Products Expo West 2019」でも、プラント・ベースは2019年トレンドの筆頭として発表されました。
今回、アメリカの植物性・動物性タンパク質を取り巻く最新動向や、話題のタンパク質関連商品を調査した上で、対象の新商品の市場価値を高めるようなポイントを提案させていただきました。