新潟県新発田市長による、コメのトップセールスを支援

弊社では、企業や地方公共団体のニーズにお応えして、さまざまなコンサルティング事業を展開しております。

今回は、新潟県新発田市からのご依頼で、二階堂市長によるトップセールスの支援をさせていただきました。

販路開拓・拡大に有効なトップセールス

トップセールスとは、国や自治体の首長や企業の社長などが、自ら積極的にセールス活動を展開することです。やはり、組織のトップが自ら動くことで、商談先も決済権限のあるトップが対応してくれることが多く、意思決定が早いので、成果に結びつきやすいです。

商流を構築してからのマーケティング活動

新発田市の取り組みで特に実践的なことは、商流を構築してから営業・マーケティング活動を展開したことです。

新発田市は、「玄米で輸出して、ニューヨークで精米して直販」という商流を構築。多くの日本産コメが輸出されて競争が激化する中、「ニューヨークで精米」は他社と圧倒的な差別化を図ることができるポイントです。

商談先の選定とアレンジ

弊社では、有力な商談先となるレストランを選び、商談をアレンジいたしました。

コメは非常に難しい商材で、米国の日本食レストランでは、主に、カリフォルニア産のコメが使われています。

ニューヨーク近郊には約1000軒の日本食店があると言われますが、高価な日本産コメを採用するレストランは限られており、商談先の選定やアレンジは、難航を極めました。

しかし、約2日に及ぶ商談は滞りなく進み、確かな手応えを実感いたしました。今後、フォローアップする中で、確実に成約に結び付けていければと思います。

新発田産コメ尽くししイベントも

ニューヨークの精米所兼小売店「ライスファクトリー」にて「新発田のコメづくしイベント」も開催され、精米したての新米や、新発田産コメを使った米菓などが展示販売されました。

二階堂市長自ら、来客にコメの試食を勧めてくれ、売上にも確実に効果がありました。

コメ生産農家3社もニューヨークを訪れ、日本食グローサリーストアでの試食販売に取り組みました。来客たちは、生産者に直接会ってコミュニケーションできる、すばらしい機会となりました。

新発田産コメ・関連商品の販売コーナーは来年3月まで設置される予定です。ぜひ「ライスファクトリー」に足を運んでみてください。

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