日英バイリンガル・日本食業界専門誌『Japanese Restaurant News』に、ニューヨークで話題の店、シェフや経営者のインタビューなどを毎月連載しています。
今回は、生粋のニューヨーカーである20代前半のマックス&グラハム・フォートギャング兄弟が開店した『Matcha Bar』を取材。
近年、消費者の健康意識が高まると共に、認知度が上がっている緑茶や抹茶ですが、いよいよ人気に拍車がかかったのは、今最もトレンディな地域と言われるブルックリン区のウィリアムズバーグに昨年秋に開店した同店の存在が大きいように思います。
日本人では到底思いつかないようなデザインやメニュー展開で、週末には500-600人の行列ができるほどだとか。
今年5月には原宿でポップアップストアを開店。3日間で2000人もの来客があり、本店以上の大反響だったそうです。
兄弟は「日本では若い世代が抹茶を飲む機会が少なくなっていると聞いています。僕らの活動で、伝統文化と若い世代をつなぐきっかけになれば」と語ってくれました。
このような形で展開されてこそ、日本食文化が本当にアメリカ人の生活に根付いてきたことを実感します。
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