さて、9月1日〜4日にかけて、新潟県企業向けに「コロナ禍における米国日本食市場の変化と今後の販路開拓のポイント」と題して、ウェビナーおよび個別相談会を実施させていただきました。
“大変満足”と“満足”で100%
本日、アンケート結果をいただいたのですが、『“大変満足”と“満足”で100%』という結果で、ご参加いただいた企業のみなさまのお役に立てたようで、安堵しております。今回は、いつも話している内容に加え、コロナ関連の情報を大幅に追加し、100枚ものプレゼンテーション・スライドを用意しました。また、通常こういったセミナーは現地でリアル開催ですが、今回は初のウェビナーでの開催、しかも時差のため夜対応でしたが、綿密な準備の結果、うまく運営できました。
個別相談会ではご参加いただいた企業の半数が、「これから新規で米国向け輸出をしたい」と考えていらっしゃる方々でした。コロナ禍でありながらも、新潟県企業のみなさんの熱意に、私自身がとても刺激を受けました。
コロナ禍で、私自身も、自分のビジネスを通して、またニューヨークの飲食業界のビジネスを見ながら考えましたが、「柔軟に対応すること」や「複数の収入源を持つこと」の重要性を実感しています。
国内のビジネスや目の前の業務で手一杯の場合もあると思いますが、ぜひ輸出にもどんどんチャレンジしていただきたいと思います。
ウェビナーと個別相談、概要
【セミナーテーマ】コロナ禍における米国日本食市場の変化と今後の販路開拓のポイント
〜新潟県産食品の海外進出を成功に導くには〜
【トピック】
-日本食業界から見た米国食品市場の魅力、特徴
-コロナ前後のニューヨークにおける日本食市場の変化
-コロナ禍における現地飲食業界の状況(レストラン、小売などチャネル別)
-コロナ禍で注目の飲食ビジネス例
-米国進出 成功のヒントと留意点、現地商習慣(コロナ禍を踏まえて)
【対象】
県内に事業所を持つ食品・酒造メーカーの方
※輸出経験の有無は問いません
【日時】
(1)販路開拓セミナー
2020年9月1日(火曜日) 9時~10時30分
(2)個別相談会(10枠 50分/1枠)
2020年9月1日(火曜日) ~9月4日(金曜日)
このように、まずはセミナー(ウェビナー)を通して、全体的な情報をお伝えした後に、個別相談をする…という方法は有効です。
特に、個別相談では、それぞれの企業が抱える課題が浮き彫りになり、次に何をすればよいかが明確になります。
今後新潟県では、オンラインを活用した商談会など、コロナ禍でも実施できる施策を展開していく予定です。