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粉末醤油、さらなるマーケティング活動で販路開拓ーカクテルへの活用事例も

弊社では、政府・地方自治体や企業のニーズにお応えして、さまざまなコンサルティング事業を展開しております。

継続的に米国進出支援をしている醤油メーカー様から、前回8月のマーケティング活動に続き、同行営業のご依頼を受けました。

確実な販路開拓につながる同行営業

同行営業とは、文字通り弊社が企業に同行して、営業回りをすることです。
商品内容やターゲットに合わせて訪問先のレストランや小売店を選び、限られた時間で効率よく回れるように、ルートを組みます。

レストラン訪問の場合は、ランチ営業とディナー営業時間の兼ね合いで、訪問できる時間も限られるので、コツが要ります。

また、「ターゲットとなるレストランで食事する」というのも営業の一環ですので、ランチやディナーも重要な営業機会となります。やはり、シェフたちの中には「商品提案する前に、自分の店に来て料理を食べてほしい」と思う人も多いですし、わざわざ日本から企業が来てくれると、企業の意欲も伝わりますし、バイヤーからはとても喜んでいただけます。

レストランも小売店も「生産者の顔が見える企業」から買いたいという気持ちを持っているところが多いのです。

弊社が行う同行営業は、クライアントから「市中引き回しの刑」と冗談で言われるほど(苦笑)、凝縮した内容です。地道な活動ですが、「確実な成果につながる」とクライアントからも好評をいただいております。

貿易会社との連携で相乗効果

今回、貿易会社の営業担当と同行営業する日と、弊社でお手伝いする日に分けて、弊社では2日間対応させていただきました。
弊社では、貿易会社側の訪問先を考慮しながら、その隙間を埋めるような形で、訪問先を決め、全部で23軒まわりました。
前回の8月もそうでしたが、今回も繁忙期を避けてニューヨークにいらっしゃって、1週間に及ぶ精力的な営業活動で、かなりの注文をとることができました。

こんな活用法も!カクテルに粉末醤油

粉末醤油は、通常の液体醤油にはない活用ができるので、これまで醤油に興味がなかったバイヤーからも注文が入っています。

驚きなのは、カクテルに使っていただいていることです。

幻のバーと呼ばれる「Angel’s Share」にて、日本酒や豆乳を使った独創的なカクテルのアクセントとして使われています。

グラスに顔を近づけると、ふわっと香ばしい醤油の香りが楽しめます。カプチーノのような泡が表面にあるので、粉末醤油はすぐに沈むことなく、長時間、醤油の香りが漂います。

商品の独自性に加えて、事前現地調査(2016年1月)、米国市場向けのパッケージや販促物作成(2016年5月)、ニューヨークでのマーケティング活動(2016年8月)、貿易会社主催の展示会出展(2016年9月)…と、理想的なプロセスで着実に販路開拓しています。この後に続く日本企業にとっては、お手本となるような成功例だと思います。



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